要望書提出に至った経緯と署名のお願い

以下の経緯から前項要望書を提出することとなりましたが、本文書も現在校正中です。
サークル会員以外の方でご意見などある方は、メニューの「ご意見お問合せ」ページにある専用フォームから送信してください。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　平成１９年　４月

　　　　　埼玉医科大学への要望書提出に至った経緯と署名のお願い
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　今回、埼玉医科大学からの一方的な性別適合手術の予約キャンセルについて、別紙
の通り、私たち川越サークルは要望書を提出することとしました。

　私たち、性同一性障害の当事者(以下 当事者)は、幼い時から心と体の性別の不一
致という状態に不安を感じていました。しかし以前の日本国内では性転換手術(現 性
別適合手術:SRS)が認められない状態だったのが、埼玉医科大学が1996年に提出した
「『性転換治療の臨床的研究』に関する審議経過と答申」により、その道が一気に開
き、以降埼玉医科大学及び、尽力いただいた医療関係者の方々には感謝の念を抱いて
おります。
　しかし、その後の SRSの術例は千々と進まず、同大学内倫理委員会の活動や、昨年
末に起こった判定委員会の問題、そして今回の SRSキャンセル問題と、当事者の中で
も同大学への不信感が漂っています。

　川越サークルでは、今回の SRSキャンセル問題に直面されている当事者が複数お
り、またこれから埼玉医科大学で SRSを望んでいる方も相当数おります。
　そこで今回、会員さんからの希望や意見をまとめ、別紙の要望書を作成し埼玉医科
大学に提出する所存ですが、本要望は頂いた意見の一部であり、要望が聞き入れられ
ない事態、つまり埼玉医科大学の今までの医療チームで SRSを受けられない場合の、
代案も考えています。以下にそれらを記します。

　　1. 埼玉医科大学で原科教授、高松医師によるSRSを受ける
　　2. 埼玉医科大学で原科教授、高松医師抜きの医療チームでSRSを受ける
　　3. 時期や施設等が未確定ではあるが原科教授、高松医師主導の医療チームの元、
  　　 他の施設でSRSを受ける
　　4. 海外含め他の病院、施設の紹介のみ依頼する

　今回の要望書は1案を元にしていますが、先に記した通り、1案が受け入れられない
場合は、2案以降の要望を埼玉医科大学に再提出する所存です。

　過日、当サークル以外の当事者が集まる機会があり、やはりそこでも今回のキャン
セル問題は話題になっていました。当サークルが今回の問題の、解決の一助になれば
と思い要望書を提出することになりましたが、私たちだけでは余りにも力不足です。
そこで

　もし私たちの要望に賛同いただける方は、署名簿に記名をお願い致します。
　また、当事者の方や関係者の方からの意見なども賜ります。


　なお、今回記名いただいた貴方の個人情報は、埼玉医科大学への要望に賛同いただ
けた方の一覧として埼玉医科大学に提出するもので、知り得た情報を、他の目的、例
えば当サークルへの入会の勧誘をはじめ、埼玉医科大学以外への開示、提供、委託、
預託は一切行いません。また、当サークルでは署名簿のコピーの保管も行いません。
　埼玉医科大学には、要望書、署名簿の個人情報の取り扱いに関する書面も同封する
所存です。

　できる限り多くの方の賛同をいただきたい旨、皆さんのご協力をお願い致します。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　川越サークル

上記経緯と署名のお願いに賛同いただける方は、 以下のPDFファイルをダウンロードし印刷してからお名前と住所を記入いただき、 封書で川越サークルまでお送りください。
送り先住所は、お手数ですが 【こちら】から、「署名の送り先住所希望」と書いて送信してください。 折り返し、住所をお伝え致します。(プライバシー情報のためHP上に掲載できないための処置です。ご了承ください。)

要望に賛同頂ける方の署名用紙