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日時 5 月7 日(月) 11:00
場所 埼玉医科大学 毛呂山キャンパス 本部棟2階 学長室
出席者
埼玉医科大学 山内学長
川越サークル 4 名 (樋口記)
また提出した署名については「多くの方が埼玉医科大学における性別適合手術の継続を求めていることがわかりました」とのことで、 川越サークルにお返しいただきました。
(個人情報保護のため本件が収束したと思われる時点で廃棄します)
山内学長は国内でGID 治療を広くおこなえるように、その整備に尽力されました。
埼玉医科大学一箇所に集中する現状を改善するため、以前から GID 治療を行える医療機関を増やす努力をしていました。
他の医療機関でGID 治療が行えるようになることは歓迎しています。
Q. 判定推進会議は停止しているのでしょうか。
A. 停止していません。
判定推進会議は現在も継続しています。
今年の 3月にも数十人単位で承認を出しています。
(GID 治療を一貫して埼玉医科大学だけで実施しようとしていると思われているところがあり 判定推進会議で承認が出ているのになぜSRS をしないのかといわれている)
SRS の適応判定を埼玉医科大学が行ったからといって、SRS 治療を埼玉医科大学でおこなわなくては いけないわけではない。
しかし、患者側はそうではないと受け取っているようです。
判定推進会議は患者が SRS を受けることが妥当か判断する機関であって、埼玉医科大学以外の医療機関で SRS を受けることを規制してはいません。
Q. 他病院(海外含め)への斡旋はしていただけますか。
A. 他病院への斡旋はしません。
理由はそれぞれの他病院の力量がわからない上、何かあった場合アフターフォローを請け負う形になってしまうので難しいでしょう。
知りうる範囲で他病院の過去実績を情報として説明できる程度ではないでしょうか。 とくに海外の病院について深く調査をしないまま勧めることはできません。 (他の医療機関でのSRS も順調におこなわれていないと認識しています)
判定推進会議の結果(形成外科から出る)は結果として外部に出すことは可能です。
判定推進会議の結果を得てSRS を受ける医療機関を患者自身が決定することは患者にとって有益です。 逆に一箇所ですべてを行うことは、治療できる人数にも限界があり、継続性にも問題があります。
Q. 複数回のSRS を予定していて途中までSRS を受けた人への対応はどうなるのでしょうか。
A. 治療計画として計画された治療の途中である場合は、その後の治療についても大学側としても責任があると考えています。
三鍋准教授に今後のフォローをお願いしてもよいでしょう。
(また山内学長からも三鍋准教授にお話していただけるとのこと)
また他の医療機関で治療を継続することを希望する場合は、 本人の同意を得た上で別病院にカルテ等の医療情報を提供することもします。
むしろSRS などの治療を行える医療機関が増えることはよいことだと考えています。
Q. 当事者としては再開のめどが立たないまま待ち続けるのはつらいので何らかのアナウンスがほしいです。
A. 院長に伝えておきます。
予約していてキャンセルになった人にはできるだけアナウンスしました。
(キャンセルの案内は原科教授からのものと形成外科からのものと二種類あり)
今後の治療の向上のためには、SRS を受けた患者からのフィードバック (QOL の向上についてなど)があったほうがよい。
SRS 再開のことは形成外科に直接コンタクトを取るのがよいでしょう。
埼玉医科大学でのSRS はもともと山内学長ご自身が手がけられたことでもあり、 今回の面会でもはっきりと継続の意志を示されたのではないでしょうか。
ただ形成外科が SRS に反対ではないがやや及び腰になっている感があり、 埼玉医科大学での SRS 再開のためには当事者側の後押しも必要ではと感じました。
今回私たちからの請願について、学長は快諾して頂いただけでなく、 お忙しい中 1 時間半もの間お話をして頂き、感謝しております。 また、何か質問などあれば、連絡くださいともおっしゃられました。
今回は本当にありがとうございました。
私たち川越サークルは、これからも埼玉医科大学の動向に注力していきたいと思います。
以上